学ぶ

子供の可能性は大人がカギを握っている話

大人と子供の区別は年齢が一番わかりやすく誰もが判断できます。

年齢によっても成長過程は一律じゃなく物事を理解するには個別の対応が必要です。

子供みたいな大人、大人っぽい子供、表現はたくさんあります。

10代の若者にとって体と心の成長が大きく変化します。

何を考えているのか分からない、扱いにくいと言われることもあります。

私たち大人はなぜ思春期の子供の心を汲み取れないのでしょうか?

なぜ扱いにくいと思うのでしょうか?

大人も若者だったからこそ知るべきことがあるかもしれません。

誰もが10代だった

「若者っていつも興奮しているよね」

「目上の人を馬鹿にしている」

10代の若者のイメージはと聞いてみると、怠けている、スマホばっか見ている、反抗的、ルールを無視する、ネガティブなど様々です。

ラブリーママ
自分の時はどうだったか・・

10代の行動には共通点がある

冒険心、新しいことを追求する、仲間の存在を知ることです。

子供の成長に知るべき大人の理解が必要です。

冒険心と目新しさに惹かれる

10代の頃なぜか無謀な挑戦をしたりそういった衝動に駆られたりしませんでしたか?

誰しも事の大きさにとらわれない武勇伝といったエピソードはあると思います。

急な勾配の坂道をスケボーで滑ったり、橋の上から飛び降りたり、卒業式の小麦粉投げとか(沖縄の人しか分からない)

こうった時に遭遇した大人は「ホルモンのバランスによって引き起こした行動」と結論付けたりします。

思春期の体にホルモンが影響して体の変化に大きく作用しているのは事実ですがそれだけではありません。

年齢による成人の区別

扱いづらい思春期の行動は悩める親だけではなく地域社会や政治にも関わる問題としています。

日本の成人年齢は2022年から20歳から18歳へと引き下がりました。その事で選挙投票年齢も18歳へと変わり大人として扱うという政策に進んでいます。

イギリス・ウェールズでは選挙投票権は16歳と定められています。(参照:British Youth Council )またUAEは25歳まで投票できません。

アメリカの投票年齢はあ18歳ですが16歳で成人扱いとなり法で裁きをうける年齢になります。

10代の脳は発達段階

未成年の未熟さは外見や見かけだけじゃないと理解することが大事だと言えます。

一番関係しているのは脳の未発達(神性繊維)が原因という事です。

10代の脳 反抗期と思春期の子どもにどう対処するか【電子書籍】[ フランシス・ジェンセン ]

脳の成長過程を知る

脳には灰白質(かいはくしつ)と白質(はくしつ)というものがあります。(参考:脳外科医澤村豊のホームページ

脳を構成するニューロンは灰色で成長と共に軸索が白い物質のミエリンに包まれます。

ミエリンでニューロンの情報伝達は3000倍早くなります。

(参考:Wikipedia 神経細胞

この変化は生まれる前から始まり10代になる頃にはかなり進みますがまだ未熟です。

最後に残るエリアが脳の前方である前頭葉です。

人間らしさを形成する領域の「前頭葉」

前頭葉は論理的思考や理性をつかさどる領域です。

10代が決断を迫られた時に、理性をつかさどる領域の情報伝達は他より遅いので他の脳の領域が主導することになります。

特に「扁桃体(へんとうたい)」が大きく関係しています。

扁桃体(へんとうたい)は喜怒哀楽の感情の動きの中核で、10代の若者の行動を理解するカギとなります。

「自分の行動や発言をコントロールができない・・」

「感情の起伏が激しい・・」

イクメンパパ
18歳も成人扱いでいいのかな?

脳は20代半ばまで発展途上

身体中から枯渇しないパワーを放出することを毎日過ごしていたのを思いだします笑

無謀な行動の理由は他にもあります。

仲間といると快感が得られる

10代の脳は単に非論理的なだけではないといえます。

大人の脳と違って根本的に脳の働き方が違い独特な理屈があります。

服を買ったりパーティーに行って飲んで騒いだり恋人と遊ぶことすべてが興奮できるのが10代です。

ドーパミンの分泌

瞬時に気分良くなりたい時にドーパミンが分泌され行動を促します。

10代の場合この分泌量が多いのが特徴です。

そして仲間といることで冒険心や新しいものを追求しようとする行為によって大きな快感が得られます。

ただ仲間との関係を重視するのはただ単に快感を得たいだけではありません。

会社の上司
今でも現役ですよ〜

自意識の発達

思春期の脳には別の変化も起きます。

自分という存在について強く意識しはじめます。

幼い頃は自分に正直であれと言われます。

しかし思春期になると自分らしくいることのリスクに気づきます。

自我

人が生まれた時には自我はほんの基礎レベルです。

成長と共に自我は厚みを増し、3歳頃には性別を認識し始めます。

早ければ8〜9歳で人に対する恋心が芽生え、思春期に入ると新たな意識が確立します。

周りの目の評価

10代には想像上の「観客」が常にいて自分が注目されている幻想に捉われます。

「どうすれば好かれて人気がでるか」

「人にどう思われているか」

一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

ただ思春期の「観客」は仲間との関係を壊すほど声高々に批判してきます。

薬物と性被害

10代の薬物所持や使用によるニュースは増加しています。

特に思春期の脳には誘惑が強く中毒性があり大きな社会問題となっています。

また10代で暴力に手を染めたり、性被害なども深刻な問題となっています。

ラブリーママ
大人の力が必要です!

若者が世界をよりよくする

世界には10代や20代で活躍しているリーダーがたくさん出てきています。

特に10代の若者の多くがこれからの世界のありかたについてビジョンを持っています。

そしてそのビジョン達成のために闘う意志も感じられます。

ただやり方が分からないだけかもしれません。

子供扱いをしていはいけない

若者の社会運動を大人は見下しがちかもしれません。

大人の役目を理解する

10代の脳は成長過程の回路で満ちていて不要な回路は消えてなくなります。

これはニューロンが減ると頭が悪くなるのではなく最適化されていくのです。

仲間の存在や冒険心や新しいことを追求することは若者たちを新たな経験へと駆り立て、その経験が脳の回路を強化していきます。

私たち大人は若者の前頭葉として一緒に一度の成長期を支えることです。

集中力の鍵はすべて自分の心の中にある

大人になっても集中しないといけないことがあります。 そもそも「集中力」は誰もが持っているスキルなのでしょうか? プロスポーツ選手も危機的な状況に陥ったときに「集中していこう」と声をかけ合ったりします。 ...

続きを見る


【画像提供】

Photo by Melissa Askew Edward Howell  Joe Ciciarelli Izzy Park Chang Duong  Jan Huber

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-学ぶ

© 2022 しまじろうブログ Powered by AFFINGER5