はいさい!社会教育士のしまじろうです。
このブログにたどり着いた方は「社会教育士」に興味をもっているのか、もしくは講習を受けようとしているのか、その2択ぐらいだと思います。
社会教育というキーワードに関わっていない方はこのブログにも縁がないかもしれません。
今回、僕が社会教育士となっていろいろ感じたことを赤裸々にお伝えします。
ここでは自分の気持ちを素直に書きますので多少の口の悪い文章もあるかと思いますがご了承ください。
社会教育士「しまじろう」
僕は令和2年度に社会教育主事講習を受けました。
新型ウイルス感染症の全盛期だったので全てオンラインでの受講でしたが、最後の方では受講生が集ってプレゼン資料を作成して発表する流れでした。
詳しくはこちらを見てね!
本音を言えば・・
令和3年度の社会教育主事講習でのひとコマにて、1年目の社会教育士として、受講生の前で登壇者としてお話をする機会がありました。
そこではキレイごとリアルな感想を話しました。
キレイごととは・・
社会教育主事講習では様々な知識を習得でき、「これからの活動に幅を広げられるよ」なんて言いました。
半分は本当で半分は嘘です。
率直に言えば、社会教育主事講習の知識なんて何も役に立たないのが本当です。
リアルなこととは・・
すべては行動を起こすその人の次第です。
つまり社会教育主事講習の中身は、学校の分数とか因数分解とかと一緒で、使い方のオプションであり使う人の行動によって決まることです。
「社会教育士の役割は・・」なんて謳った紹介は無意味であり社会教育主事講習は「ヒトやモノもコトの繋ぎ役」というキレイな言葉と資格的な感覚を得られるだけです。
社会教育士に必要なこととは?
結論から言うと予算で遊ばせてくれることです。
「遊ばせてくれる」には言葉の語弊がありますが、事業費を使って最適な行動を共に起こすことです。
社会教育士の立ち位置はとてもフラットなので何の縛りもなく「面白いこと」ができると思えます。
事業費なんて・・
普通の人は予算なんてつけれるはずかないと思います。
そうなんです。
ただ事を起こすには金が必要です。
すべてボランティアという発想は良くないと思います。
じゃどうすれば良いのか。
国や行政の事業予算を把握すること
答えはどの部署にどれだけの予算があって、どう使えるかを知る事です。
これを1人でまとめると果てしなくしんどいので、行政と共に一覧表を作成した方がいいです。
あなたは「どの事業費(予算)」を使いこなせますか?
または知っていますか?
事業費は行政職員の担当が1人でアイディアを出して使い切ることが望ましいですか?
なら社会教育士は必要ないと思います。
社会教育士のメリット最大限に発揮するとするなら、事業費(予算)を振り分けられる仕組みを築きあげることが重要です。
行政職員の社会教育主事(士)もいれば、民間企業の社会教育士もいます。
それぞれの視点からみえる社会問題などを擦り合わせていけば自ずとよい地域づくりにつながると思えます。
人・モノ・コト・地域づくりがすべてではない
僕が住んでいる読谷村では民生委員の方がいます。
この方と社会教育士は何が違うのか?と思います。
そもそも役割が違うと思う方は社会教育士になっても「社会教育士の強み」を役立てることはできないかもしれません。
みんな社会教育士が正解
先日、文部科学省総合教育政策局地域学習推進課から社会教育士となっての現状としてのアンケートがありました。
アンケートの質問にはどう役立てているか、どんな活動に関わっているかなどありました。
それ聞いてどうするの?
頭のいい方が集まった集団でアンケートの中から何を生み出すのかを知りたいのが率直な感想です。
何か面白い事を考えている前提で聞いて欲しいですね。
そんなプランとかあってアンケートを作ってほしいと感じました。
例えば、社会教育の店舗を立ち上げるとか。
社会教育士はマリオかもしれない
話は戻りますが、いらいろとやっていることはみんな同じです。
マリオカートの操縦者のマリオなのか、コントローラーをもった人なのかの違いです。
つまり社会教育士がいようがいないがは関係なく、みんなで様々なコースを永遠と周回している。
アイテムはどこに配置するのか、何を配置するのか、プログラムに裏技を実装するのか、レイヤーごとに考えていけば社会教育士のポジションが見えてくると思います。
ぶっちゃけ、社会教育主事講習で登壇された先生方のスキルをマジかでみるのが正解かもしれないです。
もしくは一緒に体感できる講座にしてほしいです。
百聞は一見に如かずをどうネットやIT技術などを使って体現できるかを国社研に求めます。
きらりと輝くヒーローの背中を追いかけたい、そんな時間に出会いたい、そうした社会教育主事講習の時間を生み出してほしいです。
じゃ、どうしたらいいの?
そう思うところですが、わかりません。
「聞け!」全国の社会教育士に。
これが答えです。
法定的な研修もさることながら約2ヶ月を費やす社会教育主事教習の時間を実になる「面白いこと」に組み立てて欲しいです。
そのためにはお金の仕組みを築きあげるのがホワイトカラー皆さんの仕事です。
アンケートにも書きましたが、アンケートをとって何をするのかを検討するだけの生産性なら、社会教育士に仕事を振った方が飯の食い扶持が一つできるので助かります。
フーテンの社会教育士「しまじろう」
僕はフリーランスの社会教育士として活動しています。
言い換えれば無職です。
社会教育主事講習の知識なんて使ってもなく、これまで生きてきた人生の経験でしか役に立てません。
大部分は皆さんそうかと思います。
ただこれだけは言えます。
心理的安全性を担保されているなら「挑戦しろ」
答えはこれです。
社会教育士だろうが行政職員だろうがサラリーマンだろうが、毎月給与をもらって生きていける現状なら「何でも挑戦しろ」です。
僕はいまつくづく思います。
教育委員会で働いていた時、組織として難しいところや、縦割りな考え方などで諦めてしまうことがありました。
これは仕組みが悪いのではなく行政にとって最適化された機能です。
それを問題と捉えてしまい、目的と手段を勘違いしていたと思います。
当時はその事も理解していると思っていましたが、今思い返すと考え方が足りなかったと。
まだまだ出来ることはたくさんあった!
何でもいい
「チャレンジしろ」です。
「動け」です。
「無駄にやってみる」です。
「泥臭く」やるんです。
フリーランスをして気づいたことは、毎月の収入にビビりながら家族も養わないといけない。
否応にもチャレンジと現状維持と自身のアップデートが求められます。
毎月の給与があるプレーヤーには何の心配もありません。
ぜひ何でも良いからチャレンジを起こして周りに与える様々な影響を創りあげて欲しいです。
わくわくすることを共に創りあげる
チャレンジは社会問題を解決する秘策じゃなくてもいいんです。
ダイエットでもいいし、サッカーをすることでもいい。
ギターを弾くとか手話を習うとかでもいいです。
1人の変化が地域社会に良い影響を与える。
その影響はもしかしたら社会問題を解決するプレーヤーにとってアイディアの元になるかもしれません。
「しまじろう」は何をやっているの?
僕は尊敬する先輩たちと「がははっ」と笑いながら自分がわくわくすることを共にやっています。
僕の「わくわく」と他の人の「わくわく」は同じではないと思います。
ただ、僕のわくわくすることに興味を示しているプレーヤーと「面白いこと」を形にできる関係性や環境があるので、そこで面白い事をやっているのが「社会教育士しまじろう」の現状です。
もしかしたら近々起業するかもしれません笑
そんな「わくわするような未来」を実現させるために社会教育士しまじろうとして上手く資格を活用して鮮やかな未来を形にしていきたいです。
これから社会教育士になる皆さんといつか出逢える日があれば、「わくわくすることを共に創りあげれる」ことができたらな、なんて思います。
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