「人間とは勝つ者と負ける者がいる」と講談師の6代目神田伯山先生がまくらで話していました。
当たり前の話をより深く見せて人の心にくすぐりを入れていくちょっとしたエピソードがあります。
さて、みなさんにとって「教育とは」なんでしょうか?
今日はそんな話をしていきたいと思います。
教育とは「What is education?」
僕にとっての教育とは「面倒くさくて難しそう」です。
もう少し言い換えれば「師匠レベル」です。
師匠レベルとは
やりがい、夢や目標、などです。レジェンドレベルは、人生、宇宙、存在などのことを指します。 〜しまじろう黙示録より〜
恥ずかしながら、いまだに教育の本質がつかみ取れないです。
みなさんに「教育とは」と質問したらどんな答えが返ってくるか楽しみです。
多分その時の環境だったり置かれている立場で変わってくると思いますが、その時に「共鳴できる答え」を僕は欲しています。
教育協働という名のもとで
令和2年度社会教育主事講習で沖縄地区の総括として井上講四先生(教育協働研究所〜岳陽舎〜)が熱弁していた「教育協働」という言葉を今でもはっきりと覚えています。
始めは何を言っているのかよく分からなかったですが、井上先生のフロー図をみてようやく理解できました。(参照:講習時のレジェメより)
資料が欲しい方はこちらを→フロー図
社会教育に全く関係がない方には↑このフロー図は地獄絵図だと思いますが、これはこの分野で極めた方にしか分からない代物です。
ここである疑問が浮き上がります。
こいった分野を極めた師匠クラスの方々はなぜこのフロー図をもとに「社会教育の理想像の実現」に行動を起こさないのでしょうか?
そもそも社会教育より、、もっと目を向けることがある
正論じゃないでしょうか?
僕の親しい友人から「社会教育」というワードは出てきたことがないです。
ただ関連する話題では、学校行事、地域イベント、防犯防災などたくさん出てきます。
っと言うことは、理想の社会教育システムの基盤となるものを実装するポイントは「行政主導」で導くべきだと感じます。
「理想とする社会教育」でカネは稼げるのか?
ゲスな話ですが、世の中はお金で回っているので「カネ」が稼げなかったら理想とする〜なんて言ってられません。
ネット検索で「社会教育 稼ぐ」と検索したら、武雄市図書館が出てきました。
武雄市図書館・歴史資料館(たけおしとしょかん・れきししりょうかん)は、佐賀県武雄市が条例で設置を定めた[4]、図書館と歴史資料館などで構成される市立の複合施設である。2000年10月1日開館。
図書館部分では2013年から指定管理者制度により、カルチュアコンビニエンスクラブ(CCC社、TSUTAYAの経営母体)が指定管理者となっている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
まず、ホームページがカッコよくデザインされていて、おしゃれな図書館だから行ってみようってなりますね。
TSUTAYA経営母体が指定管理者となっているのでなんとTカードが使えるみたいです。
恥ずかしながら初めて知りました。社会教育士なのに知らないのって笑←そういもんです。
指定管理者としてどのようにお金を巡らせているのでしょうか?雇用形態も市の嘱託職員がCCC社の契約社員となっている様ですがとても興味深いです。
誰か詳しく教えて欲しいところです。
社会教育とは?
「社会教育」というワードを初めて聞く方もいるのでまずは「社会教育」の概要をざっくりと社会教育士のしまじろうがお答えします。
社会教育とは、『学校教育以外の教育』です。
自治会主催の餅つき大会的なイベントでも社会教育の一環として捉えられることもできます。
また僕がオンラインゲームでの学びあい的なイベントを企画しても「社会教育」としての位置づけもできますが、一部批判的な考えの方もいそうなのでなんとも言えませんが。
じゃ家庭での「しつけ」は社会教育なのか?
家庭で行われる教育(しつけ)は家庭教育なので社会教育とはまた違った分類です。
社会教育と家庭教育を分けているのがよく分からない
何がなんだか分からなくなってきたので教育基本法第7条でもみて理解していただけたらと思います。
関連:【https://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/about/004/a004_07.htm】
スポンサーリンク
「社会教育」と錬金術師
もはや今回のブログは何が言いたいのか分からなくなってきましたが、社会教育士は「社会教育というフィールドで食っていけるのか?」ただそれだけです。
指定管理制度をうまく活用して団体として運営やらなんやらとはできそうですが、フーテンの寅さんみたいな感じで全国行脚しながらストーリを作っていく様な個人様としてのモデルができればと思い描いています。
そんな感じで飯が食っていけて家族を養っていければと、まだ誰も成し得たことのない前例をつくろうとブログから始めています。
この世の中に社会教育士の生業一本で全国行脚しながら飯を食っている方がおりましたらインタビューさせてくださいまし。
教育協働リアリティーショーでは全国のプレイヤーをピックアップ
毎月1回開催しているオンラインセミナーがあります。
社会教育の研究者として名高い、井上講四先生(教育協働研究所〜岳陽舎〜)と沖縄県玉城青少の家が共催している教育協働セミナーで、「教育協働リアリティーショー」と称しまして、全国屈指のクセの強いプレイヤーの活動をインタビュー形式でトークライブしています。
毎回ではありませんが、、
ただ全国のクセの強い重鎮や師匠クラスが集まり「社会教育について」熱いトークをしています。ご興味がある方は shima0927yap@gmail.com へメールいただければ招待しますので動物園に行く様な感覚て檻の外から見物してください。
社会教育熱の感染力と「士」への爆発的増加に期待
社会教育士と名乗って「社会福祉士」的な感じで自慢げに僕は人に伝えています。
このブログを見て社会教育士の魅力を感じてもらえたらと思います。
そして「称号」を得たいと思っていただけると嬉しい限りです。
称号を得たからとて就職に優位とかは全くないので悪しからず。
ただ少しでも「社会教育士」の感覚があれば様々な場所でいろんな観点から物事がみれるようになれるかと思います。
超おバカな感覚派の僕でも気づくことができました。
興味のある方は、文部化学省(社会教育士とは)https://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/mext_00667.html
へアクセスして見物にでもいってください。
【画像提供】
Photo by Susan Q Yin on Unsplash
Photo by Annie Spratt on Unsplash
Photo by Dmitry Ratushny on Unsplash
Photo by Daniel Jensen on Unsplash