社会教育の可能性を可視化する

人の心を掴む人と出逢うコツ

新型ウイルス感染症のおかげでNetflixを見る機会が増え、愛の不時着なんかはとても素晴らしい作品だなと思います。

最近では「TINDER詐欺師〜恋愛は大金を生む〜」を見ました。

話の大筋はマッチングアプリで出会った女性が大金とロマンスに翻弄されていつしかお金を男に注ぎ込んでいくお話です。

私、騙されないと思っている女性の皆さん、必ず騙されると思いますよ〜

この作品?番組のスゴイところは本当に騙された女性が登場してどうやって翻弄されていくかを話しながら説明してくれるので見ていて面白いです。

そしてなんといっても騙す側の男性は実在しますしインスタもやっているんです。

興味がある方は↓↓
https://www.instagram.com/simon_leviev_officical/

この番組の内容もさることながら結末は華麗に騙された女性がまた輝いているということですが、こりたはずのマッチングアプリを再開するという強者もいました。

人の心を掴む〇〇村の教育長の話

あるオンライン研修会のことです。

この研修会には地域推進員やボランティア、学校・家庭・地域で活躍するプレイヤー向けの研修会です。

僕が携わっていた中学校区の地域推進員(地域コーディネーター)チームの事例紹介をすることになりました。

2つの中学校区チームの活動は素晴らしく事例発表もパワポを使って説明を淡々と話すスタイルではなく、僕と2つのチームが対話形式で話しながらオンライン参加者とチャットでお答えする形で進めていました。

「参加者に〇〇教育長がいる」みたい・・

オンライン研修なので参加者の顔が見れます。

あるチームが「あっ、教育長がいる」っと言っていましたので確かめていると〇〇村の教育長が素顔を晒しながら参加していました。

そこでチームに質問しました。

「いま、みなさんの教育長が見ていますが、担当職員の〇〇さん、教育長との関係性は良好ですか?腹割って話せる仲ですか?」っと突っ込んだ質問をぶつけてみました。

すると、顔真っ赤にして笑いしながら「はい、いい関係です」と答えていました。

まぁ、本心は語らずとも見て感じた印象では、この行政職員はとても教育長と良好な関係性にあると思えました。

教育長の表情も穏やかでした。

しまじろう
もう一つのチームの担当職員はいなかった笑
忙しかったんでしょう・・
会社の上司

鳥肌もんだよ・・マジで

教育長が一番下のレイヤーで働く行政職員と地域推進員の事例発表を聞いている現象がとてもうれしくで思わず「すげーなこの教育長さん、マジで心を掴まれる」って僕の心の本音をデジタル音声に乗せて言っちゃいました。

みなさんどうですか?

トップが末端レイヤーの職員を直に頑張る姿を応援してくれた経験ありますか?

僕はないですね。教育委員会で働いている時は「心を掴まれる」ようなシーン、羨ましい限りです。

今回も羨ましさで一杯の「心のダメージ」を受けました笑

人の心掴む場面を演出できる人はすごいと改めて思います。

立場や権力の重みの使い方を知っていることは上に立つものとして必要ですね。

涙のリクエスト

ある研究会での集まりのことです。

参加者が社会教育士となっての近況や職場での取り組みなど情報共有している時でした。

参加者の1人が近況を話している時でした。

声に力がなく時より想い詰まったかように口を止めては話してしました。

明らかに顔の表情も曇りはじめ、目には涙を溜めていました。

温度差の現実

行政職員は数年間を過ごせば職場の人事異動があります。

人事異動できた職員が当たりな年があればハズレな年があるこのくじ引き感が面白いです。

涙を浮かべたこの方の職場も、いまハズレ年にあたっているそうです。

ましてやこの体質が続いているので、この方の職場では息抜きができる部署になっていると感じました。

公務員が悪いわけではなく、当たり前の風潮になっている環境があるということです。

いくら社会教育士になったとて、研修でスキルアップしたとしても臨時職員やパート職員では公務員との感覚が違うという現実があるということです。

僕らは何もできない

正直、聞いているだけで何もできないです。

僕の周りの行政職員はそんな人がいないので「悔しい感情」はありませんでしたが、、

使命感や社会問題に対して行動を起こしたり当たり前のように働くうえで職場の環境と人はとても大事だなと感じました。

僕らはないもできない。

その方の社会教育士となって近況聞いたのは寂しかったです。

しまじろう
窓口業務では「市民と仲良くなりすぎるな」が鉄則みたい
仲良くなりすぎると調子のるからだよ・・
会社の上司
しまじろう
名言ですね

心を掴む人と出逢うコツはあるのか?

僕も長年「人の心を掴む出逢い」に渇望してきています。

っていうか、そんな人がいないのが現状です。

でも考え方を少し変えてみるとこんな答えに辿り着きました。

心にダメージを与える人との体験をする人は、人の心を掴むきっかけを受け取っている

そして、人の心を掴めるような人は、その場所に1人以上はいないということです。

もし、あなたの周りに「人の心を掴む」存在がいなければ、あなたが人の心を掴む存在なのです。

いないのではなく、あなただった。

ここで自覚してください。

あなたです。

人の心を掴める人は。

たぶん、憧れの存在や、人生の師匠といえるような人と巡り合いたいと渇望しているかと思いますが、現実問題、出会っていないですよね。

あなたが憧れられている存在だからですよ。

自分は人気ユーチューバーでもないし、ツイッターのフォロワーも100もいないし、インフルエンサーでもないと思っていますよね。

数の問題ではないです。

1人でもいれば、あなたは人の心を掴む存在なのです。

あなたが気づかないだけであって、関係する人たちにいい影響を与えているんです。

どんな境遇もあなたにとってのこと

思うようにうまくいかないこともある中で関わる人との関係性は良好でいたいのは誰もが思うことです。

関わる人がどんなに嫌なやつでも、いいところ見ようとか、アンガーマネジメントなど学んで自分で消化しようとしますが、やめた方がいいと僕は思います。

僕の答えは切った方がいい。

嫌な人のために怒らないためのポジティブマインドの書籍や講座など時間を使いますが人生の時間が勿体無い。

勉強するなら違うことを勉強した方がいいと思います。

Life is for living

なんのために人生なのか?

「人生は生きるためにある」とNetflixをみて感じた言葉。

涙ながらに境遇を話していた方を思い出しながら目の前のことに全力でやることが今の僕らにできることかもしれません。

Netflix 「TINDER詐欺師〜恋愛は大金を生む〜」

 

Life is for living 人生は生きるためにあるのセリフ

Netflixs 「令嬢アンナの真実」


【写真協力】

Photo by mari lezhava on Unsplash

Photo by Nuno Alberto on Unsplash

Photo by engin akyurt on Unsplash

-社会教育の可能性を可視化する